今回は学校推薦型選抜の公募入試についてお話ししたいと思います。
1.公募入試とは
公募入試は学校長の推薦があれば出願できるもので、指定校制とは異なり全国どの高校からも出願ができます。また、評定平均や課外活動の成績などの基準がある大学や基準を設けず学校長の推薦のみで出願ができる大学もあります。
注意すべき点は公募入試は不合格となる可能性が十分とあるものであり、不合格になった際のことを考えておく必要があります。
2.選考方法について
選抜方法は各大学で異なりますが、主に書類選考、小論文、面接が行われます。
最近では、学力試験を実施する大学も増えており、国公立大学では大学入学共通テストを課す大学もあります。
3.主なスケジュール
多くの大学が毎年、夏に募集要項を提示します。※大学によって前後します。
そして、秋には出願・選考が始まります。
結果は12月ごろから随時、発表されますが、大学入学共通テストを課す大学の場合は2月ごろに発表となることもあります。
一般受験よりも早くから始まるので事前に準備を行い、不備がないようにしましょう。
4.対策
まずは各大学のホームページで募集要項を見て高校の先生と相談しましょう。
そして、志望理由書や推薦書など必要なものを用意しましょう。
〇選考が面接の場合
人前で話す練習から始め、志望理由や入学したら何をしたいかなどを明確にし話せるように練習しましょう。
〇選考が小論文の場合
正しい構造で文が書けるように練習する必要があります。様々なテーマで書き、先生に添削してもらいましょう。
最後に…
公募入試では不合格になってしまうこともあります。
不合格になってから一般受験の準備をしても間に合いません。
そのため、共通テストの過去問など受験勉強を怠らず、不合格になったとしても切り替えられるようにしましょう。
多くの方が第一志望に合格できることを心から祈っています!
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