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2024年共通テストに関して~分析速報に関して~

こんにちは。
昨日、一昨日と最後の『共通テスト』が実施されました。最後の、と言っても『現行課程』で最後のものです。
来年からは新課程の共通テストとなっていきます。

受験生の動向などは別として、今回は共通テストの分析をしていきたいと思います。
※東進のHPにも分析はありますので、そのURLを貼っておきます。
https://www.toshin.com/kyotsutest/

■英語■
全体の総単語数はとうとう7000語に迫りました。これは、1分間で87.5単語、1秒間で1.5単語を読まなければなりません。
そのうえ、設問内容を理解し、解答を導き、解答用紙にマークをし、最後には見直しをして、マークミス対策をする。
現実問題で言えば試験時間80分のうち、問題に対して使える時間は72分、マークを塗る時間が3分(マーク数が49個)、見直しが5分。
読解スピードは秒速2単語、分速90単語くらいでしょうか。
試しに100語の英文を載せますので、意味を理解しながら読むのにどれくらいかかるかチャレンジしてみてください。

In my room, I’m studying for university exams. The lamp on my desk helps me read textbooks and notes. Solving problems makes me feel good. Sometimes, I smell coffee during late-night study. I’m excited to learn new things. This isn’t just about tests; it’s a chance to grow and have a bright future.(100語)

もし、昨日の問題であればぜひ大問5をやってみてください。計算上、この問題に充てられる時間は『15分』です。

■数学■
受験生が戸惑うほどの大きな変化はなかったが、質という意味では上がっています。
より『論理的思考力』が必要とされる問題が増加し、そういった意味での難易度はこれからも上がると思います。

ただただ公式を暗記して解けるような問題というよりは、自分でその内容を整理し、理解をし、方向性を考えて正しいルートで解答を導くという『王道的な数学的学力』が必要になります。

共通テストになってから出題されるようになった日常生活にかかわる問題は今年も出題されました。
昨年より平均点は若干下がるとは思います。

~全体を通して~
科目によっては次年度の『新課程』を見据えた形の出題も見られたと思います。(例)日本史:対外関係の出題が多いなど
英語に関してはとにかく『足を引っ張る科目にしていたら負ける』という覚悟が必要かと思います。

高1生のうちからしっかりと英語・数学の学力をつけて、選択肢の幅を広げること。
それが一番重要かと思います。

より詳細な内容は東進HPだけでなく、我々トーゼミグループの東進衛星予備校各校舎でも個別相談を実施しますので遠慮なくお問合せください。
よろしくお願いします。

トーゼミグループ・東進衛星予備校
シニアマネージャー 泉本

 

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