1、県立川越高校 (回答者:川越高校3年 Aくん)
― 休校中の高校の対応について、どのような対応でしたか?
基本的な連絡は『Google classroom』というツールと高校のHPを使っていました。
定期的に課題が出されて、Webでの提出や開校後に提出など様々あります。量も相当出るので最低でも1日に3時間~4時間は課題に向かわなければなりませんでした。それに加えて、5月に入ってからは自分のクラスは毎朝朝礼を朝8:40から実施し、1日の生活リズムを崩さないように学校側が工夫してくれていました。
― 授業関係に関してはどうでしたか?
学年・クラス・教科・科目によって異なりますが『映像配信』で授業がありました。双方向ではなく一方通行ではありますが、課題にリンクした授業などもありました。
― 一番困ったことは何ですか?
予習単元です。ただでさえ難易度の高い教材なので独学では厳しいなと思う部分もありました。特に理科系に関しては例年でも高3の秋ごろまでかかります。それの一部を独学で導入するのは友達もきついと言っていました。
― そのほか、何かありますか?
川越高校は模試も自宅受験でした。事前に問題をもらって家で解いて提出する方式です。信憑性に難ありと言われますが、それでも実践的な問題を解く機会があるのは受験生にとっては助かりました。判定よりも『何が出来なかったか』を意識するようにして、今は解き直しをしています。
2、川越女子高校 (回答者:川越女子高校3年 Bさん)
― 休校中の高校の対応について、どのような対応でしたか?
基本的な連絡は『Google classroom』というツールを使っていました。そのほか、ZOOMやMEETなどを活用してのオンライン自習室も実施してくれました。5月からは毎朝朝礼があり、そこで健康観察や連絡事項を伝達していました。課題は予習がメインで、逐一追加されました。学年やクラスで異なるようですが、公立でもかなり充実している印象です。
― 授業関係に関してはどうでしたか?
かなり早い段階で『映像配信』授業がありました。ほかにもWebテストや総合確認テストなどもありました。授業自体は映像ですが、理解度に大きな差は感じません。むしろ聞き直しができるので課題の時に再度授業を見たりして便利でした。
― 一番困ったことは何ですか?
今後どうなるのかが直前まで来なかったことです。仕方のないことですが、自分で学習スケジュールを立てたあとに『●●日にテストします』や『明日から●●を配布します』など突然の指示が多かったです。
― そのほか、何かありますか?
川越女子高校は比較的早期からオンライン映像授業やWebテストなどを導入してく
れました。そういった意味では恵まれていると思います。今回の件で、やはり自分の
学習環境を整えることの重要性を肌で実感しました。これから学校が再開しますが、
いろいろと制約を受けた登校になる予定です。